映画「ハリウッド玉手箱」を見た

1944年にワーナーが作った音楽バラエティー映画です。ハリウッドで戦場から一時帰国した兵士たちのために映画人がボランティアでもてなす酒場が舞台。ニューギニアから戻った負傷兵スリム・グリーン伍長(ロバート・ハットン。戦地で映画を見てあこがれていた女優のジョーン・レスリー(本人)に会うという物語です。
監督と脚本はデルマー・デイビス。ジミー・ドーシー楽団やカーメン・キャバレロなどが登場して、歌の合間にロマンスが進行するので、2時間4分と長い。
こういう“ハリウッド酒場”は実際にあったと聞いていますが、この映画のようなものだったかどうかは知りません。でも似たようなものだったのでしょう。兵士は無料で入場でき、戦地に行かない俳優たちが支援したらしい。湾岸戦争のとき、スターたちが集まって支援ソングをレコーディングした(“Voices That Care”)などに似た事例だったのだと思います。
なかなかの珍品という作品ですが、やはり2時間超は長い。何回かに分けて少しずつ見ても楽しめるかも。←つまり物語としての求心力が乏しいわけです。